エアコンクリーニング依頼時の秘訣とは?作業工程全容も明きらかに!

エアコンクリーニング、作業の全容と手順をご紹介

 

夏や冬などエアコンを稼働させる時期の前には、フィルターの掃除などを行うという方も多いと思います。しかし、エアコンの中には取り切れない汚れがたくさんあるため、咳や喉の痛みの原因になってしまうこともあります。

 

このようなときに便利なのが、エアコンのクリーニングです。普段の掃除では落とせない汚れまで、綺麗に落とすことができます。エアコンのクリーニングは設置したまま自宅で行うものと、取り外して丸洗いしてもらうものとの2種類があります。ここではそれぞれがどのような作業をするのか、どのようなメリットがあるのか、クリーニングをしたほうがよい頻度などについて紹介します。

 

 

 

 

エアコンのクリーニングについての予備知識

業者によるエアコンクリーニングは、技術と知識がなければできない部分の掃除も行ってくれるため、自分では届かない範囲まで綺麗にしてくれます。また、綺麗になるだけではなく嫌な臭いがなくなったり、熱交換比率が上がったり、抗菌や防カビなどのオプションも頼めたりなど、多くのメリットがあります。ここではどのようなときにクリーニングをしたらいいのか、クリーニングにかかる時間や頻度、自分でできるお手入れについて紹介します。

 

こんなときにエアコンクリーニングがおすすめ!

エアコンのクリーニングをするタイミングをご存知ですか?エアコン内部の汚れを見て確認することもできますが、以下のようなことでお困りの場合は、エアコンクリーニングをしてみることで解決するかもしれません。

 

・エアコンを使用すると咳が出る

・エアコンを使用すると目や喉が痛む

・エアコンの風から変な臭いがする

 

エアコンクリーニングには2つの選択肢がある

エアコンクリーニングはエアコンを設置した状態で行うものと、業者へ預けて丸洗いしてもらうものの2つがあります。設置したまま行うクリーニングは簡易分解、分解、完全分解といった3段階のクリーニング方法があります。業者へ預けるクリーニングは、設置していては届かなかった部分まで、丸洗いしてもらえる方法です。

 

自分でお手入れするときのやり方とポイント

自分でも比較的お手入れをしやすい部分がフィルターです。しかし、このフィルターは非常に汚れやすく、汚れを放っておくとエアコンからの嫌な臭いや、カビによる咳や喉の痛みにつながってしまいます。ここではフィルター掃除のやり方と、ポイントについて紹介します。

 

【フィルター掃除のやり方】

 

1.フィルターを外さずに掃除機である程度ホコリを吸い取る

2.ホコリが落ちないように丁寧にフィルターを外す

3.掃除機でフィルターの外側からホコリを吸い取る

4.水洗いしてきちんと乾かす

5.フィルターを元の場所へ取り付ける

 

 

【フィルター掃除において気を付けるべき3つのポイント】

 

1. フィルターを外す前に一度掃除機で吸う

この作業をすることで、取り外す際にホコリが床に落ちたり部屋中に舞ったりするのを防いでくれます。

 

2. フィルターのホコリを吸うときは外側から吸う

フィルターは外側にホコリが付くため内側から吸い上げると網目にホコリが詰まってしまいます。

 

3. 水洗いした後はよく乾かす

少しでも湿気が残っていると、せっかく掃除したエアコン内でのカビ発生につながってしまいます。

 

エアコンクリーニングにかかる時間

エアコンをよく使う季節になる前に掃除を済ませておきたいものですが、繁忙期では予約が取れないこともあります。2つのエアコンのクリーニング方法それぞれに、どの程度の時間がかかるのでしょうか。

 

設置した状態でのクリーニングは約1時間かかります。そこまで時間がかかるわけではないため、予約さえ取ればその日のうちに使用することができます。業者に預けてのクリーニングの場合、繁忙期には数週間以上待つこともあります。すみずみまで綺麗にしてもらえる代わりに、時間が少しかかります。

 

クリーニングを依頼する頻度と時期

クリーニングを依頼する頻度は、1年に1回程度がおすすめです。エアコンは1年でたくさんの汚れがたまってしまうため、年に1回程度はクリーニングするのをおすすめします。

 

次にクリーニングの時期についてです。夏と冬はエアコンを使用する人が増えるため、秋と冬はクリーニングの依頼が増えます。業者へエアコンを預けて丸ごとクリーニングしてもらう場合は、時期に余裕を持って依頼したほうがよいでしょう。どうしてもすぐという場合は、訪問クリーニングで手軽に済ませてしまうのもよいかもしれません。

 

 

設置した状態でのエアコンクリーニング作業の手順

設置した状態でのエアコンクリーニング作業の手順

 

エアコンを取り外す必要もなく、短時間で行ってもらえる自宅でのエアコンクリーニング。エアコンを設置した状態でのクリーニングを業者へ依頼した場合、どのような作業をするのかを段階別に紹介していきます。

 

手順1 エアコンの状態確認 【下準備】

まずは試運転をして、エアコンに異常がないかどうかを確認しておきます。そして電源を切りコンセントを抜きます。感電の恐れがあるため、必ずコンセントは抜きましょう。コンセントでなくブレーカーを落とすのでも大丈夫です。

 

手順2 エアコン下の養生

エアコンからはたくさんのゴミが出るため、床が汚れてしまいます。また薬剤を吹きかける際に少し床についてしまうこともあるため、エアコン下を養生して汚れないようにしましょう。

 

手順3 エアコンの分解

エアコンを以下の手順で順番に分解していきます。

 

1.フィルターを外す

2.エアコン本体のカバーを外す

3.エアコンのユニットを外す

 

手順4 エアコン周囲の養生

エアコンのクリーニングをする中でエアコンの周囲も汚れてしまうため、周囲を養生します。このときエアコンの裏側はマスキングシートで、電装部分は水が当たらないように保護しましょう。最後にエアコン洗浄ホッパーを取りつければ、エアコン周りの養生が完成です。

 

手順5 エアコン内部の洗浄【クリーニング】

フィンやファンを綺麗にするため、洗浄剤を吹きかけます。このとき使用するのはホコリや油を落とすアルカリ性の洗浄剤、カビを落とす塩素系の洗浄剤などです。汚れに合わせてこれらを使い分けていきます。洗浄剤を吹き付けた後は高圧洗浄機で水洗いします。洗浄剤がきちんと落ちたのを確認したら、エアブローでしっかりと水分を飛ばします。

 

手順6 エアコン部品の洗浄

エアコン部品の洗浄ではフィルターや前面パネル、ルーバー、カバーを綺麗に洗浄します。これらの洗浄には洗浄剤を使用せず、高圧洗浄機とブラシを使用して汚れを落としていきます。

 

洗浄が終わった後に必ず行うのが、ドレンホースの詰まりの解消です。洗浄時に出た汚水が、室外機の近くにあるドレンホースに詰まっています。これを抜いておかなければ汚水が室内のエアコン本体から漏れてしまう恐れがあるため、きちんと詰まりを解消します。

 

手順7 エアコン内部の乾燥【仕上げ】

洗浄が終わった後はエアコン内部を乾燥させます。まずはブロアーを使用して大まかに水滴を飛ばします。飛ばし切れなかった水分を拭き取り、その後暖房運転をして乾燥させます。しっかりと乾燥させなければエアコン内に再びカビが生えてしまう可能性があるためしばらく暖房運転をして確実に乾かします。

 

手順8 エアコンの消臭・除菌

業者にクリーニングしてもらうと、このような消臭・除菌仕上げをしてもらうことができます。消臭・除菌処理をすることで綺麗な状態をより長く保つことができます。消臭・除菌処理をオプションとしている業者もあるので、業者へクリーニングを依頼する際にはつけてみるのをおすすめします。

 

壁に設置した状態でのクリーニングのメリット

壁に設置した状態でクリーニングをする場合は、エアコンを壁から取り外す作業、取り付ける作業がないため手軽にクリーニングしてもらうことができます。自宅内での作業であるため時間も約1時間程度と非常に短時間、かつ負担も少ないです。

 

天吊エアコンのクリーニングは高度な技術が必要

天吊りエアコンの場合は壁掛けのエアコンと違い、分解するために配線やドレンパンを外したりする必要があります。これらの作業はとてもシビアで、深い知識と経験と技術が必要になります。天吊りエアコンをクリーニングしたいという場合は、業者へ依頼するようにしましょう。

 

 

エアコンを預けての丸ごとクリーニング作業の手順(オーバーホール)

エアコンを取り外さなければなりませんが、設置したままではできなかった細部まで洗浄することができるオーバーホール。エアコンの丸ごとクリーニングを業者へ依頼した場合、どのような作業をするのかを段階別に紹介していきます。

 

手順1 エアコン預かり・検品

依頼者の家へ伺い室内機を取り外します。取り外したエアコンを持ち帰り、外観や部品に欠損はないか、きちんと動作するかどうかを確認します。

 

手順2 エアコンの分解

エアコンを分解していき、外見では判断できない内部に著しい劣化や破損が見られないかを確認します。破損個所が見つかった場合は、依頼者へ連絡がいき修理をするかどうかを確認します。修理をする場合は別途費用が発生します。

 

手順3 エアコンの洗浄

エアコンのパーツひとつひとつを洗浄剤で洗っていきます。パーツが分解されているため組み立てた状態では届かなかった隅々まで綺麗に洗浄することができます。

 

手順4 エアコンの乾燥

乾燥室などの乾燥設備を使用して、パーツを丸ごと乾燥させます。パーツは分解されており他パーツとの接着面が無いため、水分が溝などに溜まることなく隅々まで乾燥させることができます。

 

手順5 エアコンの組み立て

分解したパーツを組み立てて、エアコンを元通りの形に戻します。

 

手順6 動作確認して仕上げ

エアコンが通常通り動作するかを確認し、仕上げとして表面にワックスなどを塗りきれいな見た目に仕上げます。

 

丸ごとクリーニングのメリット

室内機を分解してそれぞれのパーツを丸洗いできるため、壁に設置された状態のままでは取りきれなかった汚れまで取りきることができます。また、内部の破損がないかをチェックしてもらえるため、その後の故障を予防することができます。

 

 

まとめ

エアコンクリーニングの方法には大きく2つのタイプがあり、それぞれメリットがあります。以下のことを参考に、クリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

 

・クリーニングすることで嫌な臭いの原因解消や熱交換比率の向上が期待できる

・エアコン使用時に咳が出たり目や喉が痛んだり、変な臭いが気になっている場合、クリーニングによって解決する可能性がある

・エアコンには汚れがたまっていくため年に1回ほどクリーニングすると良い

・業者による自宅でのクリーニングは取り外し取り付け作業が無く短時間で綺麗にクリーニングしてもらうことができる

・丸ごとクリーニングでは分解しなければ取りきれなかった汚れまで落とすことができ、内部破損などの点検も行ってもらえる

 

エアコンクリーニングは、プロの手にかかれば目に見えない汚れまで撃退してくれます。短時間での出張クリーニングも、エアコンを預けて丸ごとクリーニングも業者へお任せしましょう。

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日本経済新聞2020/2/25 掲載

「NEXT1000」5位選出 専門業者とマッチング

KBC九州朝日放送2019/5/21 放送

FOR YOU

テレビ朝日2019/5/7 放送

ワイドスクランブル

日経産業新聞2019/3/26 掲載

「困りごと解決-140種対応「アマゾン」目指す、個人同士の基盤作りも」

読売テレビ2018/9/19 放送

かんさい情報ネットten.

BSジャパン2018/8/16 放送

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